不正ソフトは金儲けの手段へ

 昔なんかはウィルスを中心とした不正ソフトウェアは破壊活動に注目が集まっていました。でも最近は違いますね。最近はフィッシング等の情報の収集やパソコンをゾンビ化して迷惑メールの送信端末にしてしまう手口が増えてきました。

 今日はその対策方法について話したいと思います。感染原因というか被害の原因はほとんどがメールですが、ソフトウェアをインストールする手口も見られます。どちらにしろ水際の対策が重要です。

・メールフィルタ
 迷惑メールを最終的に受信者が受信する前に削除または迷惑メールとして表示する機能です。これを実現するためには発信アドレスで判断する場合とメールの本文で判断する場合がありますが、最近は画像で文字を送信するなど手口が巧妙化しています。

・ソフトウェアのインストール
 ソフトウェアのインストールは利用者が行うのですが、正常なソフトウェアを装うものなどもあり判断に困ります。

 最後に、不正ソフトウェアに感染してもなかなかわかりづらいと言うのも問題点です。いたちごっこなのですが、状況は悪化していると思うのは私だけでしょうか。

ステルス型ウイルスや複合的手口で感染拡大--2006年のメール被害 - CNET Japan