最も原始的な対策と最新の脅威

 今日は2つのニュースを取り扱おうと思います。まずは「最も原始的な対策」ということで、コンピュータを不正アクセスから守るための技術「パスワード」についてです。

 IPAのアンケートによるとパスワードの変更を定期的にしていない人は全体の4割を占めるそうです。これはかなり危険なことです。このような対策をしなければ他の高いソフトウェアの対策も無駄になります。

 次に「最新の脅威」として、「ランサムウェア」を紹介します。これは、ユーザーのデータを勝手に暗号化するソフトウェアで、復号に必要な解除キーがほしければ金を支払わなければならないと言った脅迫じみた不正ソフトウェアです。

 今日言いたいことは不正ソフトウェアと防御ソフトウェアはいたちごっこですが、ユーザーはそのいたちごっこからだいぶ取り残されていないのかと言うことです。まぁそんなもんなんでしょうか。これこそだれかが教育しなければいけないことのような気がしました。

危ういセキュリティの実情--4割以上が「PCにパスワードをかけていない」 - CNET Japan
データを暗号化して身代金を要求する「ランサムウェア」が増加--専門家が警告 - CNET Japan