絶版の本の復活!
著作権法が改正されるようです。ポイントは検索エンジンと書籍についてです。
・検索エンジンのデータベースへの著作物の利用
これは、検索エンジンが検索結果に使用するデータを保存、出力することが、著作権法の複製に当たらないこととすることです。今まで検索サイト各社はデータを海外に保存する等でやりくりしていました。これで、純国産検索エンジンができます。
・著作者への許諾
今後著作物の作者に一定の対価を支払うことで、許諾なしで文章をネット上に公開できるようになるかもしれません。これによって絶版になった書籍を公開できたり、公的機関が非営利目的で国会図書館等の書籍を公開できるようになります。
とにかく理系人間の私としては、絶版になった出版物が利用できるというのはいいことなので、ぜひ屋ってほしいのですが、中には意図的に絶版にしたものもあり、許諾を完全になくすことはいろいろ問題があるのかもしれません。今後の議論に注目です。